スタンフォード哲学百科事典といくつかの英語関連書籍の紹介

  • 思想史で博士号を取った教授にアーカイブスとして紹介されたのが、この「Stanford Encyclopedia of Philosophy」である。
  • 日本語だと、思想史において、この事典を超えるものは現時点で存在しないらしい。岩波や平凡社の事典は、いい情報が載っていることもあるのだが、いかんせん紙なので情報が古すぎるところがある。
  • レオ・シュトラウスやハイデガーなど、調べてみるとなかなか分かり易い英語で書いてある。プラトン、アリストテレス・カントといった定番どころもしっかり。
  • ドゥルーズの解説はかなり分かり易い。実際に読むのが楽しい哲学者だが、解説を読むだけでもそれなりのことがわかる。
  • しっかりとした英語で書かれているので、英語の練習にもおすすめ。Wikipediaと違って、不確かな情報は公開されないようにチェックされているので、きちんと引用のルールさえ踏まえれば,レポートや論文にも使用可能。
  • 英語がわからない?それじゃあ、これを機会に学びましょう。必要なものは良質な文法書と英英辞典(せめて英和辞典)のみ。それと興味のある文献。料理のレシピでも、ハリーポッターでも、プログラミングの技術書でもなんでもOK。
  • 個人的なおすすめとしては、超定番だか、Grammer in useである。文法書では定番中の定番だが、間違いがなく、初心者でもわかりやすく書いてある。よく「文法はいらない」という人がいるが、それはあまり賛成できない意見である。ある程度敬意を払われる英語というのは、それなりの文法に基づいていなければ成立しえないものだ。日本語でも、コンビニの前でたむろするDQNと、高い収入と教育を得て、それなりの社会的信用を持つ人の言葉遣いを比べれば分かることである。
  • 辞書は、英英だとOALDが一番好みかな。LDOCEも最近新版がでたので、そろそろ買い替えるか。CALDなんて無料で使えるのである。辞書を編纂する手間を考えたら、価格なぞ只同然なので、ぜひとも一冊。できたら2冊。可能なら3冊全て買って、引き比べをしてみるのも面白い。下手な日本語の英語本をやるよりも、英英辞書の定義や例文を読んだ方がよほど力がつく。※リンクから買っても、筆者に一切お金は入りません。
  • 悩める方は、東京駅からすぐの丸の内丸善まで行って、実際に引き比べをしてみるとよい。ここで挙げたもの以外にも、素晴らしい書籍が揃っている。コンシェルジュに聞けば、きっととっておきの本を紹介してくれるだろう。
  • 語学を学ぶ事は、苦しいことも楽しい事もあるが、僕自身は楽しいことのほうが多かった。フランス語・現代ギリシア語・ヘブライ語ときて、最後には中国語までやった。今は英語に集中しているが、ある程度までいったら、フランス語をもう一度やり直してみたい。
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